胃がん:障害厚生年金2級支給決定(岐阜・名古屋周辺域の実績)
胃がんで障害厚生年金2級(認定日請求)が支給決定した岐阜・名古屋周辺域の方の実績です。
1.病歴
その方(女性)は、胃の鈍痛があり、病院で検査したところ、胃がんであり、切除すると言われました。
しかし、その後腹膜播種が見つかり、胃全摘・腹膜・胸膜・大腸一部等摘出手術をしました。
本人曰くバケツ一杯分の臓器が摘出されたそうです。
腸閉塞で、固形物が食べられないようになりました。
胸水が溜まり、呼吸が苦しくなり、ほぼ病院のベッドで寝たきりとなり、風呂も介助浴となりました。
体重は30キロ弱で、本来なら抗癌剤治療も出来ないと言われました。
2.無料相談~受任~障害厚生年金2級支給(認定日請求)決定まで
無料相談をしたいとのことで、岐阜・名古屋周辺域の方からお電話いただき、お話しを伺いました。
岐阜・名古屋周辺域の方ですが、遠方の病院に末期がんで入院中でした。
お子さんがいましたが、自宅、病院の場所とも異なる遠方にお住いでした。
ほぼ寝たきりでしたが、メールで質問をすると、即座に詳しく回答をしていただけ、スムーズに書類を整備でき、胃がんで障害厚生年金の障害認定日請求を行いました。
後日、障害厚生年金2級が支給決定しました。
3.未支給年金の手続き
障害認定日請求を行い、間もなくその方はお亡くなりになりました。
お子さんからその連絡を受け、支給決定後に、未支給年金手続きをさせていただきました。
未支給年金手続きというのは、本人がもらえるはずの年金をご家族が代わりに受け取ることができるようにする手続きです。
その方は、末期がんながら、泣き言ひとつ言わず気丈に情報交換をされました。
最後は、電話に出るのもしんどいくらいでしたが、電話に出られなかった翌日、そのことを詫びる電話をいただき、涙が出そうになりました。
その謝罪の言葉が今も耳から離れません。
お亡くなりになり、即座にお子さんから連絡がありました。
お子さんはお母さまから、障害年金手続きのことをすべて聞いており、亡くなったらすぐに社労士に連絡するように言われていたようで、私から改めて経緯を説明することは何ひとつありませんでした。
お子さんもお母様と同様礼儀正しく、聡明な方であり、即座に住民票等を揃えて頂くことができ、障害年金支給決定後、未支給年金手続きをスムーズに行うことができました。
心からご冥福をお祈り致します。