困難事例とは

困難事例とは

1.統計情報

日本年金機構では、障害年金の統計情報を公開しています。例えば、令和2年度障害基礎年金新規裁定請求については、請求件数75,470件のうち、非該当(不支給)は7,055件と、約9.3%の方が不支給となっています。障害年金の裁定請求は決して易しいものではないということがわかります。

2.困難事例とは

障害年金裁定請求は、比較的に容易なケースから、社会保険労務士でも容易ではないケースまでさまざまです。
一般の方には難しく、障害年金請求に精通した社会保険労務士にお任せいただいた方がいい困難事例は次のようなケースです。

  • 初診日の病院のカルテが既に無い。
  • 初診の頃通院した病院のどれが初診かわからない。
  • 初診病院と現在かかっている病院での診断名が異なる。
  • 初診の病院で、原因不明と言われた。
  • 医師が障害年金の診断書作成について詳しくない。
  • 医師が障害年金の診断書作成について乗り気でない。
  • 医師に病状が正しく伝わっていない/伝えていない。
  • 脳血管疾患等による肢体障害の方
  • 先天性疾患をお持ちの方
  • 複数の傷病をかかえている方